磁気回路のクーロンの法則

2020/05/28 16:20



磁気は電気設備に不可欠なトランス(変圧器)の仕組みを理解する上で重要な分野です。
そして磁気の理論を理解する上でも、静電気の分野で学んだクーロンの法則が基本になります。


磁気についてのクーロンの法則は、磁極間で反発し合うもしくは引き合う力(磁力)の大きさを求める法則です。
その力の大きさは、それぞれの磁極が持つ力の積に比例し、磁極間の距離の2乗に反比例します。
クーロンの法則で、磁力はF(単位:N(ニュートン))で表し、各磁極が持つ力m(単位:Wb(ウェーバー))と磁極間の距離l(単位:m)と2つの定数、円周率πと真空の透磁率μ0(単位:H/m(ヘンリー毎メートル))を使って求めます。
公式は下記のとおりです。

磁気回路のクーロンの法則-768x737.jpg 34.7 KB



ここで透磁率について少し説明を加えておきましょう。


透磁率は磁気の通しやすさを表す定数です。クーロンの法則では真空の透磁率が用いられますが、便宜上定められたもので、物質によって透磁率が異なってきます。
しかし、各物質の透過率をそのまま用いるのではなく、真空の透磁率と比較した比透磁率(μs=μ/μ0)を用います。


磁気回路での磁力の働きを理解する上でも、クーロンの法則はとても重要ですからしっかり覚えてください。
比透磁率も磁気回路を学ぶときに必要な要素となるので覚えておきましょう。


 コメント(0)


コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。

ブログ一覧
ユーザーランキング
全て
1
イルカ PRO
電験二種
311

参考になった数


2
nasu PRO
電験2種、1種電気工事士、2級電気施工管理技士
159

参考になった数


3
摺り足の加藤 PRO
第一種電気主任技術者,フリーランス
132

参考になった数


4
電験サロン PRO
電験2・3種、TOEIC860、電気工事士1・2種、他多数
123

参考になった数


5
たな PRO
第二種電気工事士,第三種電気主任技術者(認定取得条件保有),電力会社10年弱勤務(水力発電所担当)
118

参考になった数


6
鐵獣 PRO
第三種主任技術者・エネルギー管理士・第二種電気工事士・工事担任者DD第三種・消防設備士(乙7)
91

参考になった数


7
おし PRO
第2種電気工事士 2級電気工事施工管理技士 2級管工事施工管理技士   
88

参考になった数


8
マン管 マー坊(三宅真光)
マンション管理士、マンション管理業務主任者、宅地建物取引士、敷金診断士、賃貸経営管理士
61

参考になった数


9
大橋 諒
第1種電気工事士、電気工事14年目
60

参考になった数


10
NobodyDid
電験一種、一陸技
58

参考になった数


【電気の神髄】電気工学を奥深くまで徹底追及するサイト