【管理組合の管理費等の放棄】『知って学ぶ分譲マンションあるある』

2020/06/19 14:39
マン管 マー坊(三宅真光) マンション管理士、マンション管理業務主任者、宅地建物取引士、敷金診断士、賃貸経営管理士

こんにちは👋😃

マン管マー坊です。

分譲マンションの問題で管理費等の滞納があります。
滞納額が多いとどうすればいいか考えてしまいます。
管理組合のなかには債権を放棄すればよいのでは?と考える組合もあると思います。

実は、滞納した管理費等の放棄の手続きについては専門家のなかでも別れています。

正直、知りませんでした😅

と言うのは、債権放棄は財産の処分にあたるので組合員全員の承認が必要だと認識していたからです。

しかし、マンションで全員の承認を取ることは現実的に難しいので、全員の承認が不要と唱える方がいらっしゃいます。

確かに、全員の承認を取ることは難しいので、その考え方には賛成です。

では、どれくらいの承認が必要なのかについて、マンションでは過半数と4/3の承認が必要なものがあります。

どちらがよいのでしょうか?

管理組合法人だと債権放棄は普通決議で足りるということになります。
そうすると、通常の管理組合でも過半数の承認でよいと考えられます。

次に、管理費等の債権について考察します。
マンションの管理費等は、特定承継人(つまり買主)にも引き継がれるので、売主の滞納額は買主が承継することになります。
つまり、引き継がれることが前提なので、債権を放棄するということは実質考えにくくなります。

しかし、管理費等には5年の時効があります。
時効は援用することで効果が生じます。

これらのことを総合的に考えると、滞納額が多い場合、滞納者が5年の消滅時効を主張できる場合は、時効で消滅する金額を放棄することについては、管理組合の円滑な活動から過半数でよいと思います。
しかし、時効の中断により消滅時効を主張できない場合は、特定承継人に承継されることから、債権放棄はしないことが望ましいのではないかと思います。

もし、債権放棄について管理組合で認めた場合、どのような問題が生じるかについては、次回に紹介しますね。

#雑学
マン管 マー坊(三宅真光) マンション管理士、マンション管理業務主任者、宅地建物取引士、敷金診断士、賃貸経営管理士
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